心身の苦痛低減のコツ ~安心して検査が受けられた、楽だったと言ってもらえるように~

心身の苦痛低減のコツ ~安心して検査が受けられた、楽だったと言ってもらえるように~

テキストコンテンツ 患者対応 コメディカル向け
岩本 奈緒
岩本 奈緒
敦賀医療センター
目次

キーポイント

  • 苦痛は検査前の食事制限から始まっている
  • 身体的苦痛だけでなく、精神的苦痛もかなり大きい
  • 極力薬に頼らず、我々技術者の力(手当て)は患者の安楽・安心に一番つながる
  • 苦痛が出やすいタイミングを医師・患者・介助者が理解し、協同して苦痛低減につなげる
  • スコープが細いから楽とは限らない
  • スコープの点検は怠らない

検査を受ける方の安楽・安心と満足度を考える

検査前日の夜は不安で十分に眠れずに来院される方が多いです。検査の流れやどんなことで苦痛が伴うのかなど、患者に十分説明ができていますか?検査のために制限されることが多く、それに対する説明も多いため患者はそれだけで「苦痛」を感じます。我々は検査の流れや苦痛が伴うタイミングは知っていますが、患者はリピーターでなければ想像がつかないですよね。患者としては「胃カメラはオエッとなるからやりたくない」「薬を使っても十分効くのか心配」「鎮静剤で目覚めなくなるのでは」「たくさんの量の薬を飲むのがつらい」「うまく検査できなかったらどうしよう」「悪いものが見つかったどうしよう」といった別の不安も出てきます。もはやこれは精神的苦痛と言えるでしょう。

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